好録音探求

 『演奏者の存在を身近に感じられる録音』を求めて・・・
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やさしい花の咲く場所
奥華子 Hanako Oku
PCCA-02226 (P)2006 PONY CANYON Inc. (国内盤)
好録音度:★★★★
参考: HMV OnlineiconAmazon.co.jpTower Records
横道それついでにもう一つ...

最近のことなのにもうきっかけを思い出せないのですが,奥華子さんの曲を何かで聴いて,もう少し聴いてみたくなり,手に入れたのがこのディスク。私の場合,その人の初期の曲の方が気に入ることが多いので,ファーストアルバムを選びました。

色気ゼロ,艶めかしさゼロ,まだ素人っぽさが見え隠れするのですが(ごめんなさい...),この独特の歌声は間違いなく魅力があります。そして温かく思いやりに満たされた詩も良いですね。この音楽を聴いていると,オジサンとしてはもうかなり昔に忘れてしまった大切なことを思い起こさせてくれるようで,あぁ,たまにはこういう音楽も聴いてみるもんだなぁ,と思った次第です。

購入する前にサンプルを聴いた限りだと,ほぼピアノの弾き語りで構成されているのでは?と思って買ったのですが,ほとんどの曲では途中からバンドが入ってきます。これはちょっと期待はずれでした。バンドが入ってきた途端,奥華子さんの個性・魅力がどんどん薄まっていくようで,これは残念でなりません。歌声自体に大きな魅力があるのだから,余計な伴奏はいらないです。全曲ピアノの弾き語りでやって欲しかったですね。ぜひとも次はピアノの弾き語りでアルバムを作ってください。期待しています...って,もしかしてもうそういうアルバムがあるんですかねぇ...探してみよっと。

録音ですが,特筆すべきところは特にありません。普通のJ-POP録音と言って良いでしょう。もう少し声を生々しく録っても良いんじゃないかと思いました。演出がやや強めの曲もあり,これはせっかくの魅力ある歌声を台無しにするだけだからやめて欲しいと思います。(J-POPに期待しても無駄か...)

タグ : [J-POP]

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SONGBOOK
アンジェラ・アキ Angela Aki
ESCL3818-9 (P)2008,2009,2011,2012 (C)2012 Epic Records Japan Inc. (国内盤)
好録音度:★★★★
参考: HMV OnlineiconAmazon.co.jpTower Records
久しぶりの更新なのに,また横道に逸れてしまって申し訳ありません...

洋楽の日本語版カバー・アルバムで全曲ピアノ弾き語り。今までのアルバムに収録されていたものに加え,新録音6曲を含みます。新録音は以前NHK Eテレで放送されていた「アンジェラ・アキのSONGBOOK in English」で取り上げられていた曲のようです。ビリー・ジョエルの名曲“Honesty”などが含まれます。

アンジェラ・アキは本当に歌唱力がありますね。しかも,この全曲ピアノの弾き語りというのが良いです。彼女の歌を堪能できます。普段はアンジェラ・アキは聴きませんが(J-POP自体ほとんど聴かないのですが),これは良いと思いました。このディスクは洋楽のカバーばかりですが,ぜひオリジナル曲で全曲ピアノの弾き語りベスト盤を作って欲しいです。

録音は可もなく不可もないJ-POPとして標準的な出来だと思います。せっかくの弾き語りなので,ジャズの録音のようにHi-Fi調で録って欲しかったところです。「オリジナル曲のピアノ弾き語りベスト盤」を作るときにはぜひ録音にもこだわって欲しいです(こんな企画があればですが...)。

タグ : [J-POP]

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SEIKO STORY 80's HITS COLLECTION
松田聖子 Seiko Matsuda
MHCL20128-9 (P)(C)2011 Sony Music Direct (国内盤)
好録音度:★★★★
参考:HMV OnlineiconAmazon.co.jpTower Records
なんでこのブログで松田聖子なんだ?と思われるかもしれませんが,そこはご容赦を。このディスクは「制服」という曲を聴きたいがために入手したと言っても過言ではありません。私は松田聖子のファンではないので一枚もCDを持っていませんでしたし,普段も聴きませんが,デビューから数年の数曲はちょっとだけ思い入れがあったので,今回思い切って買ってみました。

しょうもない話で恐縮ですが,もう何十年も前の話,大学受験の高校三年生の頃,当時洋楽ばかり聴いていた私がポリーニの弾くショパンの練習曲集を聴いて「おぉぉ,すげぇー」とクラシックにのめり込むきっかけになった話は以前に書きました。ちょうど同じ頃,NHK-FMで松田聖子特集があり,なぜかそれを録音していて,なぜかそれを結構気に入って繰り返し聴いていました。80年代の初め頃の話です。曲名がわからなかったのですが「卒業証書抱いた~」という曲が妙に気に入って何度も聴き返していました。

大学に入ってオーケストラに入ってクラシックにますます傾倒していって松田聖子のテープも聴かなくなりました。最近になってなぜかその「卒業証書抱いた~」の曲を聴きたくなって探したのですが,なかなか見つからず不思議に思っていたところ,曲名が「制服」であり「赤いスイートピー」のシングルのB面に収録され,オリジナルアルバムには収録されていなかったということがわかり,ようやく収録されているベスト盤に行き着きました。

何十年ぶりかに聴く松田聖子の初期の曲,当時の受験やいろいろ思い悩んでいた頃の記憶が蘇ってきて懐かしいです。やっぱり「制服」が一番好きですねぇ。どの曲も冷静に聴くと歌詞はおじさんには赤面ものの内容で気恥ずかしい。音程感が若干微妙に感じることもありますが,歌唱力も結構あって上手いです。

しかし...このジャケット写真はいただけませんなぁ...もっと良い写真にして欲しかった...

で,あとは独り言を(^^;。「裸足の季節」で背伸びして観てエピローグでうつむいてしまったという映画,一体何だったんだろう? 「チェリーブラッサム」は好きな曲の一つですが,なんでこの題名なのか歌詞との関係が今ひとつわからん... 「白いパラソル」に出てくる“ディンギー”というのが長い間謎だったのですが,競技に使われるような小型ヨットのことなんですよね。でもこれでさらわれた日にゃ,救命胴衣は付けさせられるは,ヨットの端に座らされて身体を水面近くまで反らせてバランスをとらされるは...で,全然ロマンティックじゃないよな...(^^;...真面目に聴いてみると結構楽しめますねぇ...失礼しました。

ちなみにオーディオ的に特筆すべきことはありませんが,J-POP(というのだろうか?)としておそらく標準的であり,そんなに悪くないと思いました。

タグ : [J-POP]

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