好録音探求

 『演奏者の存在を身近に感じられる録音』を求めて・・・
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ストラヴィンスキー:バレエ「春の祭典」
テオドール・クルレンツィス指揮/ムジカエテルナ
2013年10月7日~9日 ケルン,シュトルベルガー・シュトラーセ 7
88875061412 (P)2015 Sony Music Entertainment (輸入盤)
好録音度:★★★★
参考: Tower RecordsAmazon.co.jpHMV OnlineiconApple Music

HMV Onlineでの紹介記事の中で,「間接音カットなしの優秀録音。クルレンツィスの『春の祭典』」という言葉が目にとまり,ちょっと意味がわからなかったのですが「間接音カットなし」というのがどういうことか確認したかったのでApple Musicにアップロードされている音源で試聴してみました。ということで,今回はApple Musicでの試聴による録音のみのコメントです。

それでその録音なのですが,残響はそれほど多くは感じないのですが,マイクが恐らく少し遠めに設置されているために,楽器の生々しい質感がかなり失われ,また,やや間接音が中心になっています。私の印象ではワンポイント録音に近い録り方のように感じられました。

全体としての音のまとまりは良いものの,楽器の質感が希薄で分離感も弱く,さらに高域のヌケもあまり良くないため,私としては残念ながらかなりもどかしさを感じる録音でした。一方で,演出感はあまりなく,また,中低域の音の締まりは良好で,この点は好感が持てました。

今回はApple Musicでの試聴であり,CDでは聴いておりませんが,今までの経験から,CDで聴いても上記の感想は変わらないであろうと思っております。なお,「間接音カットなし」というのが何を指しているのかはイマイチわかりませんでした。優秀録音と思われる方もおられるとは思いますが,好録音とはだいぶ異なりました。

なお,本ディスクは「春の祭典」だけが収められており,収録時間約35分という贅沢な内容となっています(^^;。

タグ : [管弦楽曲]

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ストラヴィンスキー:バレエ音楽「春の祭典」
ストラヴィンスキー:バレエ音楽「ペトルーシュカ」
ズービン・メータ指揮(Zubin Mehta)(Conductor)
ロサンゼルス・フィルハーモニー管弦楽団(Los Angeles Philharmonic Orchestra)
1967年7月(ペトルーシュカ),1969年8月(春の祭典) ロサンゼルス
UCCD-7062(468 762-2) (P)1967,1970 Decca Music Group Ltd. (国内盤)
好録音度:★★★★
参考url: HMV Onlineicon

1960年代後半の録音で,メータがロサンゼルス・フィルの音楽監督を務めていた頃(30代前半!)のものとのことです。ストラヴィンスキーは今までほとんど聴いてこなかったので,今回は録音のみコメントします。

残響はあまりないので明瞭感がありますが,それでも少し響きの影響があるのか,わずかにヌケの悪さを感じます。もう少し弦楽器に寄って艶やかな質感を捉えて欲しいのと,各楽器の分離感がもう少し欲しいかなというところです。とはいえ,これでもまずまずの好録音です。どちらかといえばペトルーシュカの方がスケール感があって良いように思います。

HMV Onlineiconを見ると『こちらのCDは音質に問題がありますが、メーカーによると「制作編成上の不良ではなく、マスターに起因するもの」ということでした。』なんて書いてあります。どういう問題なのか,私にはわかりませんでした。

タグ : [管弦楽曲]

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