好録音探求

 『演奏者の存在を身近に感じられる録音』を求めて・・・
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ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ全集
カトリーン・ショルツ(Katrin Scholz)(Violin)
ゲラルド・ファウトゥ(Gerald Fauth)(Piano)
Recorded on June 28 & 29, 1994 at Studio Domovina, Prague.
VICC-166 (P)1995 ビクター・エンターテインメント株式会社 (国内盤)
好録音度:★★★☆

ハイドンのヴァイオリン協奏曲モーツァルトのヴァイオリン協奏曲が最高に良かったショルツ氏。CDの棚を眺めていて,ブラームスのヴァイオリン・ソナタ全集を発見してあっと叫んでしまいました。その昔,いつの間にか手に入れていたようです。すっかり忘れていました。といいますか,意識にありませんでした。たぶん買ったときはショルツ氏に注目していなかったのでしょう...じゃあなんで買ったんだ?...(^^; 。

解説書を見ると,1989年の第4回日本国際音楽コンクールで第一位だったとか(このときの第二位が諏訪内晶子さん!)。こんなことさえ知りませんでした。

それで演奏の方ですが,もちろん悪いはずがないのですが,ハイドンやモーツァルトでの輝くような音楽にはまだまだ至っていないという印象です。未だ原石の状態とでも言いましょうか,まだまだ固く伸びやかさ,しなやかさが足りない感じです。今の彼女のブラームスを聴いてみたい! ぜひ再録音を! と切に願います。

録音ですが,ヴァイオリン・ソナタの録音としては平均的なレベルではないかと思います。残響はそれほどありませんが,少し響きが被って高域の伸び,すっきり感が足りません。また,今ひとつボディ感がないというか実体感がないのも気になります。それほど悪くはないのですが,好録音の観点では不満が残る録音です。

(Side Bからの移行記事) [ブラームス][室内楽曲][ヴァイオリン]

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