好録音探求

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ブラームス:交響曲全集
第一番ハ短調 作品68 (8/1993)
第二番ニ長調 作品73 (10/1995)
第三番ヘ長調 作品90 (11/1992)
第四番ホ短調 作品98 (11/1994)
悲劇的序曲 作品81 (11/1992)
アルト・ラプソディ 作品53 (11/1992)
ジェームズ・レヴァイン指揮(James Levine)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(Wiener Philharmoniker)
Wien, Musikverein, Grosser Saal
449 829-2 (P)1995 (C)1996 Deutsche Grammophon GmbH, Hamburg (輸入盤) (*ArkivCD)
好録音度:★★★★
参考url: ArkivMusic

雄壮ですが,どこか淡々と進んでいくブラームスで,ウィーンフィルからこんな演奏を引き出す指揮者もいるんだ,と感心しました。音を聴いていると,ちょっとオーケストラ(弦楽器)が無理させられているのかな,と思うような乱れが時折聴かれるのですが,それもまた音楽的?(^^;で,もしかしたらオーケストラが意図的にやっているのかもしれません。第三番までは気に入りました。第四番まで同じ調子なので,うーん,というところです。好みの問題だと思いますが。いかにもこの指揮者らしいというのが私の感想です。

録音ですが,数年に渡って録音されていますが,ほぼ統一感があります。全体に響きを抑えめにしてあるので,濁りや曇りが少なく聴きやすいです。この中では第二番が一番良く,弦楽器の質感なども良く出ています。その他の曲は若干鮮明さに劣る気がします。

この全集は現在廃盤のようで,ArkivMusicがオリジナルのレーベルの正式ライセンスのもと,CD-Rで復刻して販売するArkivCDというもので入手しました。注文を受けてからCD-Rを焼くのだと思います。CDのレーベル面もオリジナルそっくりに印刷されています。解説書やカバーピクチャーはカラーコピーされたものですが,印刷品質はともかくきちんと製本されています。CD-Rというのが残念ですが,こういう形で廃盤になったものが手にはいるのはうれしいことです。

蛇足になってしまいますが,このArkivMusicの検索データベースがまた秀逸で,取り扱っているCDについて,目的のものがあるかどうかを確実に辿れるようになっており,困ったときにここを探すと見つかることがよくあります。

なお,現在国内盤としては単売として第一番icon第四番iconが出ているようです。

第一番 12:57/9:24/4:37/17:29 計44:27 提示部リピート省略
第二番 20:07/8:58/5:32/9:18 計43:46 提示部リピートあり
第三番 13:32/9:40/7:06/8:48 計39:06 提示部リピートあり
第四番 11:30/10:22/6:14/9:22 計37:28

[ブラームス][交響曲]

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