好録音探求

 『演奏者の存在を身近に感じられる録音』を求めて・・・
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ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品61
ベートーヴェン:ロマンス第1番作品40,第2番作品50
フランク・ペーター・ツィンマーマン (Violin)
ジェフリー・テイト指揮/イギリス室内管弦楽団
1987年11月
好録音度:★★★☆
参考: Tower RecordsAmazon.co.jpHMV Onlineicon
今や中堅ヴァイオリニストとして確固たる地位を築いていているツィンマーマンのデビュー間もない22歳の時の録音。この人らしい堅実な演奏で,自己主張は控えめですが,要所をきちんと押さえ,この曲の魅力をストレートにダイナミックに表現した佳演だと思います。技術も完璧で安心・安定の演奏ですね。これがつまらないと思われる方もおられるかもしれませんが,スタンダード路線の聴き飽きない良さを持っていると思います。

録音ですが,残響感はそれほど強くないものの,音が硬くまたソロの音色も若干ヌケの悪さが感じられます。ソロとオーケストラの分離も悪く,ソロの質感が埋もれがちでもどかしい場面が散見されます。この録音も残念ながらEMIの録音の悪さが出てしまっています。これはとても残念です。

何度か復刻されつつも現役盤がなかったようですが,この8月にWarnerから国内盤が再発売されるようです。

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