好録音探求

 『演奏者の存在を身近に感じられる録音』を求めて・・・
simon_rattle_bpo_schumann_symphonien_1-4.jpg
シューマン:交響曲全集
サイモン・ラトル指揮/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
2013年2月,11月 ベルリン・フィルハーモニー
KKC 9083(BPHR 140011) (P)(C)2014 Berlin Phil Media GmbH (国内流通仕様盤)
好録音度:★★★★★
参考: Tower RecordsAmazon.co.jpHMV Onlineiconベルリン・フィル・レコーディングス

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の自主制作レーベル“ベルリン・フィル・レコーディングス”から,すでにシベリウスの交響曲全集ベートーヴェンの交響曲全集,そしてシューベルトの交響曲全集を取り上げてきましたが,このシリーズの第1弾がこのシューマンの交響曲全集とのことです。

本パッケージは以下のものから構成されています。

(1) CD 2枚

(2) Blu-ray Disc 1枚
 Blu-ray Disc Audio
  2.0 PCM Stereo 24-bit/96kHz
  5.0 DTS-HD Master Audio 24-bit/96kHz
 Blu-ray Disc Video
  Full HD 1080/60i 16:9
  2.0 PCM Stereo 24-bit/48kHz
  5.0 DTS-HD Master Audio 24-bit/48kHz

(3) High-Resolution Audio Download Code
 Stereo 24-bit/192kHz WAV/FLAC
 Stereo 24-bit/96kHz WAV/FLAC
 5.0 Surround 24-bit/192kHz FLAC
 5.0 Surround 24-bit/96kHz WAV/FLAC
 ※全てのファイルを何度でもダウンロード可能

一連のシリーズを聴いていて思うのは,私が勝手に抱いていたベルリン・フィルのイメージとだいぶ違うな,ということで,このシューマンも同様。小編成かと思うほどの機動性を発揮,隅々までコントロールが行き届き,スリムかつ力強く俊敏な演奏を聴かせてくれます。特にこのシューマンではこの小気味よさが曲にとてもよくマッチしていると思います。

録音ですが,印象としてはほぼシューベルトの交響曲全集と同じで,むしろこちらの方がわずかに鮮度が高くさらに良い印象です。残響はあるものの,引き締まったタイトな楽器の響きで支配されているため好印象です。音色に癖がなく整っていますし,高域のヌケも悪くありません。欲を言えばもう少し弦楽器の質感を強めにし,音色に透明感と輝きを持たせてモゴモゴした感じをなくして欲しかったところです。しかし,やはりあらゆる要素でバランスの整った欠点の少ない録音だと思います。不満がゼロではありませんが,これも五つ星とします。

このディスクは演奏も録音も良いので,私の中ではシューマンの交響曲全集の決定盤になるかもしれません。これからもしばらく聴き続けて評価を固めていこうと思っています。

このベルリン・フィル・レコーディングスのシリーズ,今後も注目していきたいと思います。

 Copyright © 好録音探求 All rights reserved. Next

 / Template by 無料ブログ テンプレート カスタマイズ