好録音探求

 『演奏者の存在を身近に感じられる録音』を求めて・・・
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ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第1番,第3番,第4番
庄司紗矢香 Sayaka Shoji (Violin)
ジャンルカ・カシオーリ Gianluca Cascioli (Piano)
2011年9月 ハンブルク
UCCG-1585 (P)(C)2012 Universal Classics & Jazz (国内盤)
好録音度:★★★★
参考: Tower RecordsAmazon.co.jpHMV OnlineiconiTunes Store
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ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第5番「春」,第6番,第10番
庄司紗矢香 Sayaka Shoji (Violin)
ジャンルカ・カシオーリ Gianluca Cascioli (Piano)
2011年9月(No. 5),2014年7月(Nos. 6 & 10)
UCCG-1700 (P)(C)2105 Universal Classics & Jazz (国内盤)
好録音度:★★★★
参考: Tower RecordsAmazon.co.jpHMV OnlineiconiTunes Store
この5月に第5番,第6番,第10番が発売され,計4枚の全集が完結しました。そのうちの2枚。

変な言い方ですが,この演奏を聴いて庄司さんは生粋のクラシック音楽家なんだと実感します。リズムの感じ方がクラシックそのもの。このようなリズム感の演奏は乗れないので好きになれないことが多いのですが,この演奏は例外。音の彫り深さ,多彩な表情や思い切りのよい表現が印象的で惹き付けられます。さすがです。これはベートーヴェンをというより庄司さんの芸を楽しむディスクかなと思います。

録音ですが,やや残響が多めで楽器音に被って音色を損なっています。空間性の表現よりも音色への影響が大きくこの点ではあまり良い印象ではありません。音色のバランスが崩れて高域も変に刺激的ですし,音像も奥まっていてもどかしさがあります。とはいえ音の曇りは最小限に抑えられているので何とか我慢できる範囲です。残響が許せる方は問題ないかもしれません。
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