好録音探求

 『演奏者の存在を身近に感じられる録音』を求めて・・・
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ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲,ブルッフ:同第1番
アンネ=ゾフィー・ムター(Violin)/ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
1979年9月,1980年9月 ベルリン
POCG-50050 (P)1980,1981 Polydor International (輸入盤)
好録音度:★★★★
参考: Tower RecordsAmazon.co.jpHMV Onlineicon
ベートーヴェンが16歳,ブルッフが17歳の録音とは本当に驚きます。艶やかな濃い音色で奏でられる堂々とした演奏からは想像できません。技術の冴えと閃きにも目を見張ります。一流オーケストラと対等に渡り合うところも大器の素質を見せてます。そしてカラヤン/ベルリン・フィルも凄いですね。キッチリとソロを立てながらここぞというところでは洪水のような大迫力のサウンドで圧倒する。これが協奏曲の伴奏か?と。協奏曲の醍醐味を堪能できる名盤だと思います。

録音ですが,やや残響が多めで,ソロは少し距離感があるために音色の艶が失われています。オーケストラも残響の影響はあるものの,こちらはタイトなサウンドが維持されていてソロに比べると良好です。このオーケストラのサウンドの上にフォーカスのピシッと合ったソロが前に来るともっと良かったのですが。まあホールで聴く音響のバランスには近いと言えるかもしれません。

なお,元々はベートーヴェンが単売,ブルッフはメンデルスゾーンとのカップリングだったようで,本盤のようなカップリングはSUPER BEST 101という企画のために特別に組み合わされたと思われます。
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