好録音探求

 『演奏者の存在を身近に感じられる録音』を求めて・・・
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ブラームス:交響曲全集
ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲
朝比奈隆指揮/新日本フィルハーモニー交響楽団
1990年(交響曲),1992年(ハイドンVar.) オーチャードホール(ライヴ)
FOCD9035/8 FONTEC (タワーレコード企画盤)
好録音度:★★★☆
参考: Tower Records
朝比奈隆のブラームス交響曲全集は,大阪フィルとの2種(1979-80,1994-95)と,新日本フィルとの2種(1990,2000-01)の4種類があり,本盤は4種中の2番目です。81歳での録音で,ライヴでの収録です(拍手も収録されています)。朝比奈さんのディスクは高価なものばかりでしたので聴く機会がなかったのですが,今回のタワーレコードの企画盤での復刻で\3,240と安価であったため,ようやくその演奏に触れることが出来ました。

今まで手が出なかった理由として,自分の好みとは違う「重い」演奏なんじゃないかという勝手な思い込みもありました。今回聴いてみて,テンポ設定が全体に遅めで典型的な重厚路線でスケールが大きく堂々としている点は想像通り。とはいえ,そんな中で時折見せる躍動的な爆発力は想像を超えていました。これが朝比奈さんのブラームスなのか! もう少しじっくりと聴いて朝比奈さんの芸術に触れてみようと思います。

それで録音なのですが,上記のような演奏のイメージを強調するかのような濃い音作りをしています。残響もそれなりに多いのですが,それ以上に全体を一緒くたに詰め込んだような混沌としたところが少しマイナスです。ステレオ録音なのにステレオ感がなく,楽器の分離感,定位感もありませんし見通しも良くありません。音色自体は言うほど悪くないのですが,私としては不満がやや大きく残念に思います。

タグ : [交響曲]

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