好録音探求

 『演奏者の存在を身近に感じられる録音』を求めて・・・
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ツェルニー:弦楽四重奏曲集
シェリダン・アンサンブル Sheridan Ensemble
Bremen, Sendesaal, 03-16. 10. 2012, Berlin, Simemensvilla, 11-13. 02. 2011
C5234 (P)(C)2015 Capriccio (輸入盤)
好録音度:★★★★
参考: Tower RecordsAmazon.co.jpHMV OnlineiconApple Music
マイナーな弦楽四重奏曲を聴くシリーズ第9弾です(^^;。カール・ツェルニー(1791-1857)はオーストリアのピアノ教師,ピアニスト,作曲家で,ベートーヴェンの弟子であり,1000曲以上作曲した多作家。現在では特にピアノ練習曲を多く残した作曲家として有名ではないでしょうか。弦楽四重奏曲も20曲ほど残しているとのことですが,録音はほとんどなく忘れ去られています。

ここではそのうちの4曲が収録されています。ベートーヴェンの弟子というだけあって曲は古典的ながら緻密に構成され,いずれも親しみやすく,かつ,聴き応えのある堂々としたものです。ただ,弦楽四重奏という定型に綺麗に収まりすぎている感があり,心に残る特徴,個性に乏しいのが埋もれてしまった理由なのでしょう。

演奏は極めて意欲的で,このマイナーな曲を盛り上げようといろいろと工夫されているのがわかって楽しく聴くことが出来ました。技術的にも上手いです。

録音ですが,残響は多めですが,直接音主体で捉えられているため楽器音が明瞭かつニュアンス豊かでまずまず良好です。弦楽四重奏の録音としては標準的で悪くないと思います。もう少し演出色が薄かったらなお良かったのですが。
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