好録音探求

 『演奏者の存在を身近に感じられる録音』を求めて・・・
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モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲全集
ダヴィド・グリマル David Grimal (Violin)
レ・ディソナンス Les Dissonances
2014年3月1日 パリ,シテ・ド・ラ・ミュジーク
LD006 (P)2015 Les Dissonances (輸入盤)
好録音度:★★★★☆
参考: Tower RecordsAmazon.co.jpHMV OnlineiconApple Music

Apple Musicでの試聴です。(→気に入りましたので,結局ディスクを購入しました)

先日紹介したブラームスのヴァイオリン協奏曲と同時期に発売されたディスクで,同じく拍手のはいるライヴ録音です。やはり高い技術力を縦横無尽に活かした独特の節回しで,キレが良くスピーディで刺激的な音楽を展開しています。透明感と輝きのある音色もとても魅力的です。ワクワクする演奏ですね。素晴らしいです。オーケストラもこの奔放とも言えるソロにピッタリと驚くほどよく合わせています。

そして,この録音も素晴らしいです。残響は控えめでオーケストラもソロも明瞭で抜けの良さも申し分ありません。オーケストラは見通しが良く,ソロはさらにフォーカスされてオーケストラからくっきり浮き上がっています。弓が弦から離れる瞬間まで些細にニュアンスが伝わってきます。低域はあまり強調されておらずで少し腰高で高域の刺激が強いようにも思いますが,このクリアな音色は本当に魅力的です。ブラームスのヴァイオリン協奏曲の録音とは全く別物です。

演奏も録音も素晴らしい痛快な全集でした。
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