好録音探求

 『演奏者の存在を身近に感じられる録音』を求めて・・・
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モーツァルト:弦楽四重奏曲第14番K387「春」,第17番K458「狩」
ハーゲン四重奏団 Hagen Quartet
録音 2014年12月
MYR017 (P)2014 (C)2015 myrios classics (輸入盤)
好録音度:★★★★☆
参考: Tower RecoredsAmazon.co.jpHMV Onlineicon

ハーゲン四重奏団は2010年にmyriosレーベルに第16番K428を録音していました。このディスクは以前取り上げていました(→2012年1月4日の記事)。これを聴いて,モーツァルトに関しては,個人的には残念な方向に向かっていると思ったのですが,このディスクではその傾向がさらに進化してしまっています。やはり「ため」が多く(第14番の第1楽章が特に...),自然な呼吸感で聴けないために胸が苦しくなり痛くなります。私にとって生理的に受け付けられない音楽です。第14番の第2楽章以降はそれほどでもなかったので何とか聴き通せましたが,苦痛を感じながらであったことには変わりありません。残念ですがおそらくもう二度と聴かないと思います。

様々なアプローチや挑戦があるからこそクラシック音楽の聴き比べは楽しいのですし,そういったチャレンジ自体は歓迎すべきなのですが,ハーゲン四重奏団がこういうアプローチを選択したというのはとても残念に思います。

録音ですが,邪魔になる残響感はほとんどなく,彼らのシャープな演奏を克明に録った好録音と言えます。もう少し寄って質感と生々しさを強めに出しても良いんじゃないかと思いますが,それでもこれはなかなか良いと思います。
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