好録音探求

 『演奏者の存在を身近に感じられる録音』を求めて・・・
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ベートーヴェン:交響曲全集
クリストファー・ホグウッド指揮/アカデミー・オブ・エンシェント・ミュージック
1983-1989年 Kingsway Hall(1), Walthamstow Assembly Hall(2-9)
452 551-2 (C)1997 The Decca Record Company Ltd. (輸入盤)
好録音度:★★★★
参考: Tower RecordsAmazon.co.jpHMV Onlineicon

ピリオド楽器による演奏。第1番から第6番は小編成,第7番から第9番は歴史的事実に鑑みて大編成での演奏とのことです。モーツァルトの交響曲全集は当時相当話題になったので知っていたのですが,ベートーヴェンの全集を録音されていたという認識がなく,恥ずかしながら先日初めてその存在を認識した次第です。

モーツァルトの録音でもそうでしたが,弦楽器のノンヴィブラートのシャリーンとした(^^;独特の音響が特徴で,綺麗な演奏かつ録音だとは思うものの,マイクのセッティングが少し遠めなのか,質感は希薄で生々しさ,実在感に乏しく,また,弦楽器が管楽器よりも引っ込んで聴こえます。第7番以降,この傾向がさらに強くなり,それぞれの楽器の分離も良くなく,混沌として見通しが今ひとつ良くないのも残念なところです。

まだピリオド楽器での演奏が少なかった頃に新たな時代を築いた革新的な演奏だったのだろうと思います。その意欲がひしひしと伝わってくる演奏です。こういうキレの良い演奏は好きなのですが,少し落ち着かない感じが残ります。このあたりは多分に好みによるものですが(ピリオド楽器自体が少し苦手というのもあります...スミマセン)。

タグ : [交響曲]

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