好録音探求

 『演奏者の存在を身近に感じられる録音』を求めて・・・
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テレマン:無伴奏ヴァイオリンのための12のファンタジア
ルイジ・デ・フィリッピ Luigi De Filippi (Violin)
Fuscaldo (CS) Italy - Suoneria Mediterranea Studios, 2, 3, 4 January 2015
CC72679 (P)(C)2015 Challenge Classics (輸入盤)
好録音度:★★★★
参考: Tower RecordsAmazon.co.jpHMV OnlineiconApple Music

CD試聴記」からの転載記事です。

バロック・ヴァイオリンによる演奏。 とても丁寧な演奏で,アクセントの抜き方,ロングトーンの音のふくらませ方など絶妙であり, 楽器の響き,音色が大変美しいです。 音楽の流れも軽快で楽しいです。 この単純な愛らしい曲の魅力を上手く引き出した秀演だと思います。

録音ですが...ものすごい残響です。 残響の量が多く,また残響時間も長い。 しかし,直接音もしっかりと捉えられており,残響の被りによる音色への影響も意外に少なく, 楽器の質感も残っています。 これだけの残響を取り入れながら音色の曇りを最小限に抑え,それなりの明瞭感を保っているのは立派です。 印象は悪くありません。 もちろん残響を肯定するわけではありませんが,これならぎりぎり許容範囲であり, 残響を取り入れるならせめてこんな風にして欲しいという例にはなると思います。 もう少し直接音と残響の比率を大きく取ってわとわりつきを抑えてくれればとは思いますが。
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