好録音探求

 『演奏者の存在を身近に感じられる録音』を求めて・・・
Venture Electronics VE ASURA
開放型インナーイヤータイプ,インピーダンス150Ω,ケーブルY型1.2m 4N-OFC,L字プラグ
参考: Juice Barフジヤエービック(取扱店)

ve_asura.jpg


私はカナル型イヤホンが苦手で,専ら開放型インナーイヤータイプのイヤホンを使っています(専門的にはイントラコンカ型(intra-concha type)と呼ぶそうです)。主に使っているのは,だいぶ前に生産終了したSennheiser MX500や,最近ではSennheiser MX365です。後者は現役機種ですが日本には正規ルートで入ってきていないようです。このタイプのイヤホンはまだ市場でなくなってしまったわけではありませんが,音質的に満足できるものがほとんどなく,選択肢が極めて限定されてしまうという残念な状況です。

そんな中で見つけたのがこのVenture Electronics VE ASURAです。ご存じの方はすぐにわかると思いますが,実は外観形状がSennheiser MX500と全く同じです。同じ金型を使っているのではないかと思うくらい全く同じです(ということはFostexのODM製品かも)。そして驚くべきことに価格が13,000円もします(2016年7月現在 フジヤエービック)。このタイプのイヤホンとしてはべらぼうに高い価格ですが,選択肢が限られる中,試してみる価値はあるだろうと,清水の舞台から飛び降りる覚悟で入手しました(「崖」からではないですよ(^^;)。

MX500との比較になりますが,ハウジングは安っぽい半透明プラスチックでMX500と大差なく,とても13,000円の商品には見えないです。ケーブルは多少太めのものが使われているのでまだマシです。N50というグレードの高いネオジム磁石が使われているとのことです(N52が普通手に使える最高グレード)。LRの表示が刻印になっているのは助かります(MX500はすぐに剥げてわからなくなる)。

そして肝心の音ですが,MX500に比べて低域も高域も伸びていて帯域のバランスもフラットですし癖がほとんどありません。なにより密度が高く力があり,緻密なのが良いと思います。音のグレードはMX500よりもかなり高いと思いました。インピーダンスが150Ωとかなり高めで,Xperia Z3 Compactでぎりぎり何とか鳴らせているレベル。WalkmanやiPhoneであればまあ問題ない音量が得られそうです。

ということで,音質的には満足できるものでした。ただ,これがこの価格に見合う価値があるかというと微妙で,お勧めできるものではありませんが,私としては良かったかなと思います。

なお下位モデルとしてVE MONK+というモデルがこの7月に発売されるとのことで,価格も1,500円とリーズナブルであり,発売されたらこちらも試してみようかと思っています。それにしてもこの価格差ありすぎ...中間のモデルが欲しいところです。

オマケですが,本体に印刷されているURL(52ve.cn)にアクセスしてみると... メーカーのホームページのようで詳しく説明があるようですが... 中国語なのでわかりません(^^; インピーダンスが320Ωの高級モデル?もあるようですね。

[追記]メタラーのヘッドホンブログで,もう少し安く買えるAliExpressという海外の通販サイトが紹介されていました。ASURAはUS$78ですね。このブログを信じると,最上位モデルのZENは私の好みではないように思います。逆にMONK+は期待できそうです。

タグ : [ヘッドホン]

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