好録音探求

 『演奏者の存在を身近に感じられる録音』を求めて・・・
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シューベルト:ヴァイオリンとピアノのための作品全集
ユリア・フィッシャー Julia Fischer (Violin)
マーティン・ヘルムヘン Martiin Helmchen (Piano)
2009年1月3-5日,7月3-5日 オランダ,ファルテルモント
PTC 5186 519 (P)(C)2014 PENTATONE MUSIC (輸入盤)
好録音度:★★★★☆
参考: Tower RecordsAmazon.co.jpHMV OnlineiconApple Music

シューベルトのヴァイオリン曲はLPの時代にヤープ・シュレーダー/クリストファー・ホグウッドの演奏を聴いていましたが,それ以降全く聴くことなく今に至っていたように思います。久しぶりに聴きたくなり,イブラギモヴァにするか,このフィッシャーにするか迷った挙げ句,このディスクを選びました。

力強くメリハリのある演奏なのにあくまでも上品で繊細であり,綺麗にまとめているのはさすがです。強い印象を残す演奏ではありませんが,元々そんな曲でもありませんし,このような控え目で整った演奏で聴くのも良いものです。

録音ですが,少し残響はあるものの,楽器音主体に明瞭に捉えていて好印象です。少しマイク距離があるのか,質感は弱めで,もう少し寄って質感を強めに出しても良いのでは,と思います。ピアノはヴァイオリンよりも多めに響きが取り入れられ,音像も大きめで,ヴァイオリンを浮き立たせる効果はあるものの,こちらももう少し寄ってキリッと締まった音で録って欲しかったところです。

とまあ不満は残るものの,それでもヴァイオリンとピアノの録音としては良い方だと思いますので,少しオマケですが四つ星半としました。

この録音は,過去分売で発売されていたものが,1セットにまとめられて再発売となったもののようです。演奏も録音も良いので,シューベルトのヴァイオリン曲は当面このディスクで楽しませてもらおうと思います。
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