好録音探求

 『演奏者の存在を身近に感じられる録音』を求めて・・・
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チャイコフスキー:交響曲第6番ロ短調作品74《悲愴》
フェレンツ・フリッチャイ指揮/ベルリン放送交響楽団
1959年9月 ベルリン
UCCG-51028 (P)1996 Deutsche Grammophon (国内盤)
好録音度:★★★★☆
参考: Tower RecordsAmazon.co.jpHMV Onlineicon

これもドイツ・グラモフォン ベスト100 Premiumからの1枚です。

この悲愴はランキング上位の常連盤なので興味を持っていたのですが,1950年代の録音ということもあって何となく今まで避けてきました。これもSHM-CDでHRカッティングな(^^;ディスクということで,この機会に聴いてみようと入手しました。

演奏時間が51分と結構遅めの演奏ですが,遅いという感じはありません。静かに込められた思いの強さが迫ってくる,ある意味凄まじい演奏ではないかと。良いと思うのですが少々しんどいですね。まあ曲自体がそうなので仕方ありませんが。

そして録音なのですが,1959年という古い録音なのでさすがに少々歪みっぽくクオリティ面で厳しいのは仕方ないところですが,曇りがなく意外にクリアですし,低域は薄いものの高域の伸びは不足なく,音色のバランスが崩れてわずかに癖があるもののそんなに気になりません。何より,残響を抑えて個々の楽器の音色をストレートに質感よく捉えているのが良いと思います。こういう録音は好きですね。好録音です。
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