好録音探求

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ベートーヴェン:交響曲全集
アンタル・ドラティ指揮/ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
録音 1975-1976年 ロンドン
PROC-1001/5 (P)1976/1977 Deutsche Grammophon GmbH (国内盤)
タワーレコード企画盤 Tower Records Vintage Collection Vol.8
好録音度:★★★★(☆)
参考: Tower Records

ドラティのこのベートーヴェン,徹底して基本をたたき込まれたような生真面目な正統派の演奏という印象です。そしてコントラストのはっきりした明快な音楽...安心して聴ける演奏です。なかなか良いのではないでしょうか。結構気に入りました。

録音ですが,曲によって残響が少し多めのものがあってばらつきがあるのですが,全体として弦楽器主体の音づくりとなっており,直接音比率を高めにしているために残響による影響も少なめで,そこそこ楽器の質感の感じられる締まったサウンドで印象はまずまず良好です。ただ,少々音色のバランスが崩れているのか,高域の伸び,ヌケはやや悪く,また,音色がだいぶ硬く感じられます。基本的な録り方は悪くないと思うので惜しいです。評価は四つ星か四つ星半か迷うところです。

ドラティのベートーヴェンというと,先日取り上げた,これもタワーレコードの企画盤の交響曲集がありますが,クオリティでは劣るものの音の魅力という点ではそちらの方が上ですね。それと同じように録ってくれていたら良かったのに,と少々残念です。

タグ : [交響曲]

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