好録音探求

 『演奏者の存在を身近に感じられる録音』を求めて・・・
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モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲全集
イザベル・ファウスト Isabelle Faust (Violin)
ジョヴァンニ・アントニーニ指揮/イル・ジャルディーノ・アルモニコ
2015年3月21-23日,2016年2月4-8日 ベルリン、テルデックス・スタジオ
HMC 902230.31 (P)2016 harmonia mundi (輸入盤)
好録音度:★★★☆
参考: Tower RecordsAmazon.co.jpHMV Onlineicon

ピリオド的なスタイルの演奏ですが,これは今までに聴いたことがないような新鮮さを感じます。付点や装飾音符の癖のあるリズムの取り方があまり好きではないのですが,それを除けばこの刺激に満ちた演奏は本当に楽しいですね。

さて肝心の録音なのですが,ホールトーンを多めに取り入れ,リアルに録音会場の雰囲気が想起される録音で,そういう方針ということであればかなり上手く録れていると思います。音も滑らかでオーディオ品質も良いと思います。しかし,これは少しホールのキャラクターを前に出し過ぎているように思います。オフマイクで間接音が主体であり,特にソロのボディ感も下支えも弱く,楽器の質感が希薄で表面的にしか捉えられていない気がして私としてはかなりもどかしさを感じます。音場再現を重視する方であれば優秀録音かもしれませんが,残念ながら私の好きな録音ではありませんでした。
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