好録音探求

 『演奏者の存在を身近に感じられる録音』を求めて・・・
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ベッカー:ソナタと組曲
パルナッシ・ムジチ Parnassi Musici
詳細不明 (P)2000 cpo (輸入盤) ※Apple Musicで試聴
好録音度:★★★★★
参考: Apple MusicAmazon.co.jp

秘曲の宝庫CPOレーベルから。Apple Musicでたまたま聴いたこのアルバムが演奏も録音も大変良かったので取り上げたいと思います。聴く限りはヴァイオリン2本(?)と通奏低音(チェロ,テオルボ,チェンバロ,オルガンなどでしょうか)のピリオド楽器アンサンブルです。作曲者のディートリヒ・ベッカー(Dietrich Becker, 1623年頃 - 1679年頃)はWikipediaによるとバロック音楽期のドイツのヴァイオリニスト・作曲家とのことです。

特に録音が気に入りました。優秀録音というわけでもありませんし,オーディオ品質が高いというわけでもないのですが(もちろん全く問題のないレベルです),聴いていて<全く>不満を感じない,ストレスを感じないという点で文句なしの五つ星の好録音です。

楽器音を邪魔する要素が全くなく,低域から高域までバランスが取れて自然であり,高域の伸び,音の透明感も申し分なく,美しい音色を堪能できます。距離感も適切です。ステージの立体感もそれなりに感じられますが,録音会場の響きはほとんどないので空間性はあまりありません(私としては全く問題ありません)。

これが好録音なの?と思われる方もおられるかもしれませんが,こういう何気ない普通の録音が良いのです。

このディスクはすでに廃盤になっているのか,入手困難ではありませんが,入手しづらい状況のようです。こういう音源が聴ける状況になったのは本当に有り難いことですね。ちなみにApple Musicで公開されている他のParnassi Musiciの録音を幾つか聴いてみましたが,その中で録音に関してはこれが一番良いように思いました。
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