好録音探求

 『演奏者の存在を身近に感じられる録音』を求めて・・・
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ヘンデル:王宮の花火の音楽,水上の音楽
オルフェウス室内管弦楽団(Orpheus Chamber Orchestra)
1990年12月 ニューヨーク
UCCG-5077 (P)1992 Deutsche Grammophon GmbH, Hamburg (国内盤)
好録音度:★★★★☆
参考:HMV Onlineicon

私は贔屓にしている奏者や指揮者,団体というのはほとんどないのですが,オルフェウス室内管弦楽団はチャイコフスキーの弦楽セレナーデを聴いて衝撃を受けて以来,贔屓にしている団体の一つになりました。とはいえ,今までその録音を多くを聴いてきたわけではありませんでした。最近ちょっとまた聴きたくなっていくつかディスクを入手したのですが,いやはや,演奏も素晴らしいし録音も素晴らしい! 今更ながらまたオルフェウス室内管弦楽団にはまりつつあります。

で,このヘンデルがその中の一つです。小編成の見通しの良さに加え,音の透明感,輝かしさ,ピリオド・アプローチに対する「モダン・アプローチ」とでも言いたくなるようなスマートで現代的な格好良さ。この超有名曲に新たな生命を吹き込んでいます。改めて惚れ直してしまいました。

録音の良さも一役買っています。やや高域に偏ってメタリックな響きになっているかもしれませんが,ヌケも良く音に輝きがあります。弦楽器の質感をもう少し生々しく捉えていてくれていれば言うことなしなのですが,それでもこれはかなり良いと思います。

最近ほとんどレコーディングがないのか,活躍を聞かなくなりましたし,多くのCDがすでに廃盤になってしまっているようです。こういうアプローチの演奏は世の中から求められていないのでしょうか? 新譜が聴けなくなってしまった現状がとても残念です(このヘンデルは現役のようですが)。

タグ : [管弦楽曲]

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