好録音探求

 『演奏者の存在を身近に感じられる録音』を求めて・・・
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バッハ:さまざまな楽器による協奏曲集
ブランデンブルク協奏曲(全曲),管弦楽組曲(全曲),ヴァイオリン協奏曲(全曲),チェンバロ協奏曲,他
カフェ・ツィマーマン Cafe Zimmermann
2000~2010年録音
Alpha811 (C)2011 Alpha Productions (国内盤)
 愛聴盤   リファレンス音源  好録音度:★★★★★~★★★★☆
参考: HMV Online輸入盤),Amazon.co.jpTower Records
カフェ・ツィマーマンはヴァイオリニストのパブロ・バレッティとチェンバリストのセリーヌ・フリッシュが結成したバロック・アンサンブル(ピリオド楽器使用)で,グループ名は,バッハが毎週コンサートを行っていたライプツィヒのゴットフリート・ツィマーマンのコーヒーハウスにちなんでいるとのことです。基本編成は弦楽器5人とチェンバロ1人ですが,曲によりメンバーが入れ替わったり追加されたりしています。基本的には1パート1人で演奏されています。

この協奏曲集,とにかく録音の良さに驚きました。残響は多少多めに取り込まれていますので私の考える好録音とは少し違いますが,各楽器の音に伸びがありまた透明感があります。さらにオーディオ品質の高さも特筆でき,優秀録音とも言えると思います。概して編成の小さな曲が良好で,編成の大きな曲(ブランデンブルク協奏曲第1番や管弦楽組曲第3番,第4番など)は若干落ちるのが残念です。しかし,録音時期や録音場所が異なるにも関わらず全体として高いレベルで統一されているのは素晴らしいことだと思います。

演奏についてもピリオド楽器ながらそれが過度に強調されることのないナチュラルな演奏で,ピリオド楽器が苦手な私でもすんなりと受け入れられます(もちろんこれがモダン楽器だったらもっと良かったのに...とは思いますよ(^^;)。全体にテンポが速めでこの疾走感も良いですね。

このセットですが,過去1枚ずつ発売されてきたものが単純に集められています。値段が高い上にブランデンブルク協奏曲が1枚につき1曲ずつだったので買うのをためらっていました。最近のボックスセットは激安のものが多いので,このボックスセットも高価に感じてしまうのですが,1枚当たり1,000円と思うと決して高くないですね。やはり,ブランデンブルク協奏曲,ヴァイオリン協奏曲,管弦楽組曲が各CDにばらばらに収められていて聴く側としてはどのCDに何が入っているのかわからなくてちょっと扱いにくいのが欠点ですが...これは良い買い物をしたと思いました。当たりでした。
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