好録音探求

 『演奏者の存在を身近に感じられる録音』を求めて・・・
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バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ全曲
マヤ・ホムバーガー Maya Homburger (Violin)
録音 (a)2002年,(b)2007年,(c)2010年
(a) MCD0301 (P)(C)2003 Maya Recordings (輸入盤)
(b) MCD0802 (P)(C)2008 Maya Recordings (輸入盤)
(c) MCD1101 (P)(C)2011 Maya Recordings (輸入盤)
好録音度:★★★☆
参考: Maya Recordings,(b)HMV OnlineAmazon.co.jpTower Records,(c)HMV OnlineAmazon.co.jp

CD試聴記」からの転載記事です。

バロック・ヴァイオリンによる演奏。(a)ソナタ第1番・パルティータ第1番,(b)ソナタ第2番・パルティータ第2番,(c)ソナタ第3番・パルティータ第3番,の順に収録されています。

丁寧で柔らかな表情が印象に残る演奏です。第1番はあまり感情の起伏がなくモノトーンの世界が広がります。第2番はそれに比べやや感情が見え隠れして赤みが差し,音楽に奥行きが加わった印象です。そして第3番はさらに明るさが加わってきます。

8年という年月をかけて全集として完結しましたが,全体の統一感を保ちつつ,少しずつ音楽に深みを増していっていると思います。どちらかといえば地味ですが,聴くほどに味わいが増してきます。

録音ですが,残響時間が長く,楽器音に大きく被っているため音色が大きく影響を受けていて私の好みではありませんが,近めでしっかりと捉えているためぎりぎり許容範囲です。収録時期が離れていますが,録音の質はほぼ揃っていて全集として違和感はありません。
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