好録音探求

 『演奏者の存在を身近に感じられる録音』を求めて・・・
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バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ全曲
クリスティーネ・ブッシュ Christine Busch (Violin)
Recorded 18-21 December 2011; 8-10 February 2012, Neumarkt in der Oberpfalz, Reitstadel
LPH 008 (P)(C)2012 Outhere (輸入盤)
好録音度:★★★★
参考: HMV OnlineiconAmazon.co.jpTower Records
CD試聴記」からの転載記事です。

バロック・ヴァイオリンによる演奏。アクセントを抑えた吸い付くような弓使いでひたすら丁寧に綿々と音楽を紡ぎ出していきます。ガット弦特有のわずかに雑味を含む硬い音色ながら,弾きはじめのあのガリッという音が全くしません。このような弾き方でありながら過剰なアーティキュレーションの強調もなく極めて素直で自然な表現に好感を持ちます。技術的にも音楽的にも優れていると思います。

録音ですが,録音会場の雰囲気をわずかに感じさせる響きのまとわりつき,音色への影響が気になるものの,響きも比較的すっと消え,楽器音を曇らせることもないため許容範囲というところです。楽器の質感,音の消え際のニュアンスも聴き取れるので,響きがある割には良好と言えるのではないでしょうか。もちろん私としてはもっと楽器音が響きの影響を受けないように透明感ある音で録って欲しいとは思いますが。
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