好録音探求

 『演奏者の存在を身近に感じられる録音』を求めて・・・
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メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調作品64
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品61
クララ・ジュミ・カン Clara Jumi Kang (Violin)
パスカル・ヴェロ指揮/仙台フィルハーモニー管弦楽団
2010年5月, 6月 第4回仙台国際音楽コンクールにおけるライヴ録音
Fontec FOCD9490 (国内盤)
好録音度:★★★★☆
参考: HMV OnlineiconAmazon.co.jpTower Records
クララ・ジュミ・カンは韓国系ドイツ人。第4回仙台国際音楽コンクール第1位。この録音はこのコンクールのライヴ録音で,メンデルスゾーンはセミファイナル,ベートーヴェンは入賞者記念ガラコンサートです。

コンクールで優勝するだけあって大変上手いです(ライヴなので多少の傷はありますが)。音色もヴィブラートが綺麗ですし輝きがあり素晴らしいです。素性の良さを感じます。基本的には私はこういうフレッシュで擦れていない素直で懸命でひたむきな演奏は好きです。ただ,演奏家として第一線で活躍し続けるには,ここからどのように成長していくかが問われるのでしょうね。これからのご活躍を楽しみにしたいと思います。

録音ですが,これがまた良いのです。ほんのわずかに響きを伴っているものの,ソロは適度にフォーカスされてオーケストラから浮き上がり,ニュアンスまで明瞭に聴き取ることが出来ます。オーケストラも音にキレがありくっきりとしながらもソロを邪魔することがなくしっかりと下支えしています。これも協奏曲の録音としてはほぼ満足できる出来です。

なお,このディスクは読者の方からご紹介いただきました。本当に有り難うございました。
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