好録音探求

 『演奏者の存在を身近に感じられる録音』を求めて・・・
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バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第3番
チョン・キョンファ Kyung-Wha Chung 鄭京和 정경화 (Violin)
ALL SAINTS' CHRUCH, Petersham, November 1974
POCL-4510 (P)1975 The Decca Record (国内盤)
好録音度:★★★★
参考: HMV OnlineiconAmazon.co.jpTower Records
CD試聴記」からの転載記事です。2回目のレビューです。

奔放で感性の赴くまま乱暴に弾ききっているようにも聴こえる演奏ですが...ものすごい集中力,気迫,張りつめた音に託された思いの強さ,もう全く次元が違うというか,「個性」などという言葉が空虚に思えるほど違う世界に到達している気がします。音楽とは演奏家の魂そのものということが改めて思い知らされます。この演奏を20歳代で成し遂げたということに本当に驚きます。この時期に全曲録音されなかったのが本当に残念でなりません。

やや古くきめの粗さも感じられますが,比較的近い距離で残響も適度に抑えられ,楽器音がダイレクトに録音された好ましい録音といえます。バックグラウンドのノイズ(ゴーッという音)が若干気になりますが,鑑賞の妨げになるほどではありません。

実は1回目のレビュー(11年前!)では高く評価していませんでしたが,今改めて聴いてみてこの演奏の凄さを認識した次第です。しばらく廃盤だったと思いますが,つい最近国内盤で再発売されました。
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