好録音探求

 『演奏者の存在を身近に感じられる録音』を求めて・・・
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ヴィヴァルディ:協奏曲集「四季」作品8(リコーダー版)
ヴィヴァルディ:リコーダー協奏曲ハ長調RV443
ミカラ・ペトリ Michala Petri (Recorder)
ジョージ・マルコム/ギルドホール弦楽アンサンブル
July 13, 14 and 15, 1987 in Henry Wood Hall, London
R32C-1121(6656-2-RC) (P)1988 BMGビクター株式会社 (国内盤)
好録音度:★★★★
参考: HMV OnlineiconAmazon.co.jpTower Records

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ヴィヴァルディ:協奏曲集「四季」作品8(リコーダー版)
サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ作品28
ミカラ・ペトリ Michala Petri (Recorder)
トーマス・ダウスゴー指揮/スウェーデン室内管弦楽団
Konserthuset Orebro, Sweden, June 2005
TOCE-55817 (P)(C)2006 東芝EMI株式会社 (国内盤)
好録音度:★★★★☆
参考: HMV OnlineiconAmazon.co.jpTower Records

ちょっとキワモノではありますが... ミカラ・ペトリのヴィヴァルディ:協奏曲集「四季」リコーダー版に少なくとも2種類あるのは知っていたのですが,ジョージ・マルコム/ギルドホール弦楽アンサンブルの旧録音の方しか持っていませんでした。最近,突如聴きたくなり,新録音も入手して聴き比べてみました。いずれも何本かのリコーダーを持ち替えて演奏されています。

1987年旧録音の方は若々しく弾けるストレートな演奏が魅力的ですが即興的なところはあまりありません。一方で2005年新録音の方は表現力が格段にアップし遊び心も加わっています。バックは,旧録音はキレのあるコントラストのはっきりした躍動的なアンサンブルが良く,新録音は無段階に自在に変化するアグレッシブな表現が素晴らしい。また,旧録音はリコーダーの音程がやや上擦り気味,逆に新録音はやや低めに取られているようでわずかに気持ち悪さを感じるときがあります。

旧録音のピチピチした演奏も捨てがたいのですが,総合的にはやはり新録音の方が面白いですね。

録音ですが,旧録音はバックの弦楽器を骨太に捉えているのが良いのですが,肝心のリコーダーは響きが被って音が濁り気味です。新録音はリコーダーは透明感があり,ソロにフォーカスされて協奏曲としては聴きやすく良好と言えますが,バックの弦楽器がやや奥まって質感が弱く,全体のサウンドとしては少し魅力が薄い気がします。

旧録音の方は少し前にボックスで復刻されましたが,新録音の方は廃盤になっているようで,入手性が良くないのが残念です。

それにしても,EMIから,しかもそれがダウスゴー指揮/スウェーデン室内管弦楽団だったとは...
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