好録音探求

 『演奏者の存在を身近に感じられる録音』を求めて・・・
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バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ全曲
シルッカ=リーサ・カーキネン=ピルク Sirkka-Liisa Kaakinen-Pilch
Karjaa Church, Finland, October & November 2012, January & March 2013
ODE 1241-2D (P)(C)2013 Ondine Oy, Helsinki (輸入盤)
好録音度:★★★★
参考: HMV OnlineiconAmazon.co.jpTower Records
CD試聴記」からの転載記事です。

バロック・ヴァイオリンによる演奏。 アタックを抑え気味にしあと押しするように音をふくらませ響かせる独特の弾き方や, 緩急を細やかに付けてリズムを微妙に崩しながら表情を付けていくところなど,バロック・ヴァイオリンらしさを感じさせます。 重音でもこのような弾き方をするためブレーキがかかってリズムが大きく崩れるのが少し引っかかるのですが, 音符に逆らわず自然な流れの中で行われているので慣れれば心地よさに変わってきます。 音色も美しく技術的にも優れています。

録音ですが,残響は多めで残響時間も長いのですが,直接音と残響の分離が比較的に良く, 音の曇りも少ないため,印象は悪くありません。 楽器の質感もまずまず感じられます。 しかし,高域成分は豊富なものの,やはり残響の影響はあってスカッと伸びているという感じではないのが少し残念に思います。 オーディオ品質は良好です。
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