好録音探求

 『演奏者の存在を身近に感じられる録音』を求めて・・・
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R. シュトラウス:アルプス交響曲
ダニエル・ハーディング指揮/サイトウ・キネン・オーケストラ
2012年8月23,25日 キッセイ文化ホール(長野県松本文化会館)
DECCA UCCD-1380 (P)2013 Saito Kinen Festival (国内盤)
好録音度:★★★★~★★★★☆
参考: Tower RecordsAmazon.co.jpHMV Onlineicon
いくつかのレビュー記事を読んで,演奏の評判まもちろんのこと,録音の評価も高かったので気になっていました。輸入盤を待っていたのですが,いつまで経っても出ないのでしびれを切らして入手しました(入手した途端に輸入盤の案内が...)。

その録音ですが,ライヴ録音としてかなり自然で,ホールトーンも抑えられて音色に変な色づけもありません。低域から高域までバランス良く,締まりがあるのも良い点です。こういう広いダイナミックレンジを要求されるような曲でありながら,平均レベルを少し高めになるように録られているので聴きやすいのも私としては良いと思う点です。オーディオ的なクオリティも高く全く問題ありません。

しかし,あまりにも全体がまとまりすぎているというか,溶け合いすぎて,個々の楽器の分離感がなく質感が希薄で今ひとつ感じられないのが不満です。私にはワンポイント的なサウンドに聴こえ,これを好ましく感じる方もいらっしゃると思いますが,手が届きそうで届かないようなもどかしさがあります。ホールの後ろの方の席で聴いている感じとでも言いましょうか。

これは「優秀録音かもしれないが,好録音とはちょっと違う」録音の一例と言えるかもしれません。もう少し聴き込んで私の不満の正体を見極めておきたいところです。(評価は変わるかもしれません)
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