好録音探求

 『演奏者の存在を身近に感じられる録音』を求めて・・・
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バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ全曲
スタンレー・リッチー Stanley Ritchie (Violin)
July 2007, Church of Casteldare / Ehrenburg (Bolzano) - Italy
mo0503 (P)(C)2013 Musica Omnia & Stanley Ritchie (輸入盤)
好録音度:★★★☆
参考: Amazon.co.jp
CD試聴記」からの転載記事です。

この味わい深さは何だろう... 長年引き続けて到達した境地,という趣があります。 技術的にはやや弱い面もありますが,力の抜けたがんばらない演奏が功を奏して破綻をきたすことなく弾ききっています。 音程がほとんど崩れないので余計にそう思うのかもしれません。

録音ですが,残響が多くまた残響時間も長くてまとわりつきが鬱陶しく感じますが,直接音の比率も比較的高いため, 残響量の割にはまだ聴ける方です。 時折録音会場の外からのノイズが大きめに入るのが少し気になります。

しかし,この録音には編集上の重大な欠陥があります。 パルティータ第3番のGavotte en Rondeauに編集ミスと思われる一瞬のミュートが二度も入ります。 音飛びではなく明らかに編集上の欠陥です。 これをこのままリリースするとは信じ難い(許し難い!)です。 これはもう欠陥商品と言っても良いでしょう。 返品されても文句は言えないレベルです。 せっかくの全集がこの一瞬のために全て台無しです(怒)。
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