好録音探求

 『演奏者の存在を身近に感じられる録音』を求めて・・・
今聴いている,とあるゴルトベルク変奏曲の演奏が,ご多分に漏れずリピートの省略が多い残念な録音でした。以前より何度も申し上げているとおり,私はリピートは出来るだけ楽譜通りやって欲しい方なので,リピートの省略の多い演奏はいつも残念に思いながら聴いています。

世の中のクラシックファンの皆様はリピートの省略に寛容なのか,ほとんど省略に対する批判を見かけません。私が神経質なだけかもしれませんが,私にとっては重要なことなので,今後のレビュー記事では出来るだけリピートについても触れていきたいと思っています。特にゴルトベルク変奏曲。

それで,リピートの省略といえばやっぱり最初にグールドの演奏を確認しておきたい,ということで,確認してみました。結果は次の通りです。アリアと全ての変奏がAABBの二部形式になっていますので,前半・後半のリピートの有無をそれぞれ○×で示しています。○はリピートあり,×はリピート省略です。

■グレン・グールド(1981年録音) 演奏時間 約52分
Aria ××
Var.01 ×× Var.02 ×× Var.03 ○×
Var.04 ○× Var.05 ×× Var.06 ○×
Var.07 ×× Var.08 ×× Var.09 ○×
Var.10 ○× Var.11 ×× Var.12 ○×
Var.13 ×× Var.14 ×× Var.15 ○×
Var.16 ×× Var.17 ×× Var.18 ○○
Var.19 ×× Var.20 ×× Var.21 ○×
Var.22 ○× Var.23 ×× Var.24 ○×
Var.25 ×× Var.26 ×× Var.27 ○×
Var.28 ×× Var.29 ×× Var.30 ○×
Aria da capo ××

やっぱりリピート省略が多かったです... もう少しリピートしてたかなと思っていたのですが...
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