好録音探求

 『演奏者の存在を身近に感じられる録音』を求めて・・・
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バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ全曲
千住真理子 Mariko Senju (Violin)
2014年9月1日-4日 草津国際音楽の森コンサートホール
UCCY-1049/50 (P)(C)2015 Universal Classics (国内盤)
好録音度:★★★★☆
参考: Tower RecordsAmazon.co.jpHMV Onlineicon
CD試聴記」からの転載記事です。

モダン楽器による伝統的なスタイルの延長線上にある演奏で,緩急強弱は控えめですが, 一つ一つの音に勢いがあり力強く自信に満ちています。 演奏者の込めた思いがひしひしと伝わってくる芯の強い音楽です。 技術的な不満はゼロではありませんが,全くと言って良いほど気になりません。 もう少し技のキレが欲しいところもありますが,音程やリズムが崩れないため安心して聴くことが出来ます。 この録音に向けて鍛錬を重ねてこられたことが感じられます。

正直に言いますと,聴く前はあまり期待をしていませんでしたが(本当にごめんなさい...), その予想を大きく覆す立派で充実した演奏にちょっと感動してしまいました(^^;。

録音ですが,残響感が少しあってまとわりつきが気になるものの,明瞭さは失われておらず,楽器の質感も良く感じられます。 音色もそれほど損なわれておらず,音の伸びもありますし,ヌケも悪くありません。 もちろん私としては残響をもっと抑えてすっきりと録って欲しかったと思いますが, これでも十分良好な録音と言えると思います。

20年ぶり2回目の全集録音で,今年2015年はデビュー40周年とのことです。 これだけ長い間第一線で活躍を続けられて来たこと,本当に立派だと思います。
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