好録音探求

 『演奏者の存在を身近に感じられる録音』を求めて・・・
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モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番
ヴュータン:ヴァイオリン協奏曲第4番
ヒラリー・ハーン Hilary Hahn (Violin)
パーヴォ・ヤルヴィ指揮/ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメン
2012年12月(モーツァルト),2013年8月(ヴュータン)
479 3956 (P)2015 Deutsche Grammophon (輸入盤)
好録音度:★★★☆
参考: Tower RecordsAmazon.co.jpHMV Onlineicon

久しぶりに聴くハーンの演奏。モーツァルトをここまで濃厚かつキレよく演奏できるのは彼女しかいないと思える。どんな音楽でも自分の世界に引き込んで素晴らしい音楽に仕上げていく,もう巨匠の領域に踏み込んでいるのではないでしょうか。

ただ,これは全く個人的な好みの話ではありますが,ヴィブラートをかけた音色がどうも肌に合わないのですよね...ちょっと残念。

そして,もっと残念なのがこの録音。残響は確かにあるものの,残響というよりは録音会場の響きというか箱鳴りが楽器音に被っていて,ヴァイオリンの音色を曇らせています。これによって音色ばかりでなくニュアンスや質感が感じ取りにくくなっていて非常にもどかしく感じます。会場の雰囲気は再現されているのかもしれませんが,音楽的に貢献するよりもマイナス点の方が多い,残響や響きの取り入れ方としては失敗している録音だと感じました。
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